成り上がり美容師録

地獄の美容室オープンから現在までに経験した出来事、間違いからの学びとこれからを考える

スタイリング剤はなにをつかえばいい??

 

店長キムラです

 

今回はスタイリング剤は何を使えばいいのか?

サロンワーク中によく聞かれるお話。

 

なので、たくさんあるスタイリング剤の特徴を見ていきましょう!

 

 

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オイル



油状で、シリコーン系や植物系のタイプがあり、水分が含まれていないものが多く、オイルの被膜をつくることで、光沢や指通りの良さや柔軟性を与える。

ドライヤーやヘアアイロンなどの熱処理前につけることが多くセット力はほとんどありません。使用感は
さらっとしているタイプが多く、オイルなので使用後は手が脂っぽくなる。
髪の傷みやボリュームを抑えたいひとにはオススメ!髪質が細い人やボリュームがない人にはベタつきやすいので注意!!


ヘアローション・セットローション・ヘアウォーター

粘性の少ない液体から粘性のある液体のものがあり、寝グセ直しのために使用するもの、巻き髪スタイルをつくるために使用するもの、しっかり固めるセットローションがあります。

寝グセ直し用はセット力がほとんどなく巻き髪用には熱を与えることにより力を発揮するものが多く、セットローションにはしっかり固める力があるので、セット力が強いものが多い。

使用感は直接髪につけられるものなので、手が汚れずに使用できる。
どの髪質にも対応できるスタイリング剤です。

 

クリーム・ミルク


水分を多く含む乳化型クリームであり、パサつきを抑えたり、毛髪に潤いや柔軟性などを与えるコンディショニング効果の高いものが多くベース作りに適してる。

髪を固めず、やわらかい質感を出す。セット力はあまりない。

使用感はクリーム状なので、髪になじみやすくつけやすい。水分が多いので、手がベタつかない。
ロングヘアでパサつきが目立ち抑えたい人や、パーマでふんわり見せたい人に適してる。

 

ヘアフォーム・ムース

使用前に容器を振ると、噴射時に泡状になる整髪剤。水分を多く含むのでウェーブスタイルの復元に効果的で、ウェット感やサラサラ感を与え、トリートメント効果のあるものなど幅広く製品化されている。
ふんわり固めるものからしっかり固めるハードタイプまで幅広くあります。
使用感は水分を多く含むので髪にムラなくつけられ、多少手にベタつきは残るが、泡状なので簡単に洗い流せる。
ウェーブスタイルやかっちりしたい時に適しています。

 

ジェル

粘性があるゼリー状の整髪剤で、アルコール類が配合されているものは速乾性がある。


強いセット力を持つものもあり、クシ通りを向上させるものがあり、ウェット感を持続させるものはセット力がほとんどない。

使用感はゼリー状なので、のばしやすく髪になじませやすいが手にベタつきは残る。
しっかり固めるタイトなスタイルに適してる。

 

ワックス

 
油性・クリーム状のもので、手のひらに少量つけ伸ばして使用する。パサつきを防ぎツヤを出すタイプから、ドライに仕上げるタイプまで様々な種類があります。主な用途は、束感や髪に動きをつけるために使うことが多い。


ライト~ハードまで種類があるので、セット力は様々です。

 

使用感は固形タイプは爪の中に入りやすく、最近はチューブタイプのものも商品化されているので、使いやすいのもあります。ハードタイプのワックスは伸びが悪く髪になじみづらい。
ワックスはショートからロングヘアまで幅広く使用できる。

ヘアスプレー


容器から細かい霧状で噴射するため、均一に薄くつけやすい。アルコールやガスが配合されているので、速乾性の高いものが多い。
スタイリングの仕上げとして使用し、セット力の強いものが多いがセット力のないツヤを出すためのスプレーもある。

使用感は直接髪につけるので手が汚れず使いやすい。
アップスタイルやワックスなどで形を作るとき仕上げにつけることで、崩れにくくなる。

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という感じで、それぞれのスタイリング剤の特徴をざっくり紹介しました

 

美容室でヘアスタイルが仕上がったはいいけど、自分でできるかな?

なにをつけたら良いんだろう?とお客様は聞きたいけど聞けない方という

方もいるかとおもいますが、美容師はプロなので遠慮せず

どんどん聞いちゃいましょうー!